初心に戻り頑張ります

マダオことPTの水野です。今回は真面目な内容を書くことにしました。
最近、ふと思い悩むことが多くなってきました。悩みの数は多いですが今回は仕事に関して書きたいと思います。
今年で29歳になるので少し振り返ってみました。
学生の頃に比べどう変わったのかな?と考えることがあります。
学生時代に私は、1つ目標を立てました。「出来るなら、とんでもなく大きい目標を立てよう。」
「海外で活躍したい」「大学院で博士号をとる」「理想の病院をつくる」「臨床家、教育者、研究者どれになろうかな?」など、雲をつかむ様な目標を考えていました。
しかし、授業を受けたり、実習に行くうちに自分の考えが非常に浅はかだと痛感しました(笑)
ですが、おかげ様で1つ良い目標を考えました。「どんな患者さんが来ても絶対に治せるセラピストになる」
「大丈夫ですよ。と言えるPTになる」とかに定まっていきました。

働いて分かりました。一時は嫌いになったこの仕事が、実はすごく好きなんだと。
患者さんが再び自主性と独立性を取り戻した時、患者さんが家族と再び過ごせる時間を取り戻した時、実習生時代の自分を思い出します。(前にも書いた気もする)嬉しくて思わず泣いてしまったことや、辛くて友達に電話で愚痴をこぼしていたこと。

もちろん仕事をしていれば苛立つこともあります。それは患者さんを私が思うゴールに到達出来なかった時です。自分もまだまだだなと思いますが、それでも、もっと上手く行く方法が無いかなと模索している毎日です。

実習生に対しても、その他の誰に対しても正直でありたいと思っています。なので、質問に対する解答が自分で理解できていないことに対しては言及しません。しかし、客観的に確立されている事柄で自身が理解できていることに関してはいつでも答えられるように準備しています。

最近の興味は歩行です。人間の完全二足型動歩行は謎が多すぎて、いつも勉強する度に新鮮な刺激に満ちています。「何故?」に対して調べていくとKirsten Götz-Neumann博士の剛体モデルと運動力学による歩行分析とThomas.W.Myers博士の弾性体と塑性体による運動力学をすりあわせている状況です。いつごろ体系化出来るほどに理解が進むか分かりませんが、
この勉強は、歩行という人間のにとって非常に重要な機能であり、また、その運動の連続性を紐解くための一助であると考えています。どれ位かかるか分かりませんが、新しい発見はいつも謙虚な気持ちを取り戻させてくれます。話がまとまらなくなってきたので、これで終わります。
ホントに頑張らないとなぁと思う今日でした。