患者様の退院後。

<PTぁゃゃ>



なんか久々に当番通りにブログを書きます*笑


今まで書きたいときに勝手に書いていたので、
いざ書けとなると、なかなか思いつかないものですね…





来月の24日にK市民病院さんで
脳血管疾患の新川地区地域連携パス勉強会があると聞きました。


大腿骨頚部骨折版もあり、
大体近辺の急性期病院(K市民病院さん、労災病院さん、A総合病院さん)を回りながら定期的に勉強会を行っています。


毎回検討症例を2例ほど選出し、急性期・回復期(亜急性期)・維持期を通し、
実際にパスを用いてどのようにアプローチしてきたかなどを他職種同士で話し合い、検討していきます。



今回はK市民病院さんで行うことなので、
K市民病院さんで実際関わった症例になってくるのですが…



ついにこの日が来ました…汗


私が以前回復期で担当していた方が症例に選ばれたようで…



しかもその患者様を担当していたのは、もう随分前のことなので、細かいリハビリ内容は覚えておらず、
同じく担当だったOTもやしサンと昔のカルテ引っ張り出してきて、あの頃の記憶を懸命に呼び起こしているところです。



そして、段々その患者様と過ごした日々について思い出してきました。




あまり詳細には書けませんが、


失語症を呈しており、なかなか自分の思ったことをしっかり言葉にして伝えることが難しい方でした。


しかし、お孫さん達が某スポーツですごく活躍されており、
お孫さんが掲載されている新聞の記事をリハビリの時間毎に指指して、
嬉しそうに自慢されていたことを思い出しました。


あと、なんとか杖なしでも歩ける方だったので、バランス練習も兼ねて
一緒にボール蹴りをしていたことも思い出しました。
麻痺側下肢にも関わらず、力強くボールを蹴っていたことも覚えています。



患者様達の退院後は、在宅へ戻られたり、施設に入られたり、他病院へ転院するなど様々です。
退院後、当院のデイサービスなどの介護サービスを受けることになれば、
少しは退院後の様子も分かることができるのですが、
この患者様に関しては、退院後どのように過ごされていたのかは分かりません。


現在、回復期病棟では退院後も社会福祉士が訪問したり、
また担当看護師が直接電話で退院後の生活状況を伺ったりなど
退院後アプローチとして行っています。

個人的に
担当していた患者様が当院のデイケアなど利用されている場合には
担当療法士や担当ケアマネさんに「家帰ってからどう?」など聞いたりなどはするようにしています。



やはり、退院してからが本番ですからね。




今は大勢の方々の前で報告しなければならないという緊張感と
その患者様が当院退院後どのように過ごされていたかを聞けることの楽しみと
半々な気持ちです。



今も元気にされているかな〜…