4月にむけて指導とか考えてみました

〈OT 野崎〉

新年がはじまり、今年の目標も大方決まったところで、
4月に向けて新入職員の研修計画を具体的に考えていかなければと頭を悩ませているところです。


最近のニュースでは、体罰の問題・指導のあり方みたいなことが取り上げられる機会が多かったような気がします。
私自身、学校でゲンコツをくらったことは多々ありましたが、最近はそんな指導を行わないのですかね?体罰否定派ではありませんが、極端なのはNGだと思います。


私は感情的になるタイプではないので、怒るよりも説明しようと務めているつもりです。
それが正しいかどうかなんて分かりませんが、今のところそれなりに上手くいっているようなので、このスタイルのまましばらくはいくつもりです。


学生時代の臨床実習で、苦い思い出があります。
ある日、指導者から「分からないことはいつまで考えていても分からないのだから、しっかり質問しなさい」と言われました。
しばらくして分からないことがあったので質問したところ「そんな事自分で考えなさい」と怒られました。
結局、質問しても良いラインが分からず積極性に欠ける実習になっちゃいました。
質問の内容は覚えていませんが、どうせくだらない質問だったのでしょう。でも、当時の私はとても困ったことを覚えています。


現在は臨床実習の指導やら新入職員の指導やら行う立場になりました。
当時の自分みたいに戸惑う環境は絶対に作りたくないと思っています。
なので、実習の初日のオリエンテーションで、学生に必ずこんな事を言うようにしています。


「私にタブーはないので、何でも聞いて下さい。
どんなくだらない質問でも怒りません。自分で調べてほしいことは、調べて下さいとこちらから言います。
後で聞いておけば良かったと後悔しない実習にしましょう」


と言います。
新入職員にも言ったかもしれません。


タブーを抱えて悶々と過ごすより、何でも言い合える関係のほうが楽ですね。こっちも言いやすいし。
慣れ合いはどうかと思いますが、ざっくばらんに話せる人でありたいと思ってます。

何はともあれ、研修計画しっかり立てます!