衰えのシグナルを探せ
先日、ジャニーズのTOKIOが放送しているテレビ番組を見ていたのですが、「抗加齢医学」と言う分野で活躍されている医師を招いて身体の衰えテストをしていました。
30代を境にどんどん身体が衰えて行くようで、
一般家庭の室内をモデルにした部屋で、30代代表の国分太一(36歳)さんと20・40・50・60代の一般被験者に入って貰い色々な実験を行っていました。
実験としては
1:敏捷性 2:聴覚 3:視覚 4:平行感覚
5:温覚 6:味覚 7:記憶力 8:時間間隔
敏捷性は、室内の壁掛け時計が突然落ちた時にどれだけ素早く何が起きたのかを反応できるかのテストでして、若い人は時計が落ちた音にすぐに反応するのですが高齢者になるにつれて時計が落ちた事に気づくスピードが遅くなるんです。
聴覚は若い人ほど良く聞こえると言う高周波音を利用したモスキートーンが聞こえるかどうかのテストなのですが、国分さんはまったく音が聞こえていない状態でして、20代の被験者のみが音に気付いた様子。
そしてテレビ視聴者にもテストが行われて居たものの国分さんと同世代の僕もさっぱり聞こえず・・・歳を感じて寂しくなっちゃいました。
視覚は、明るい部屋をいきなり真っ暗にして、その後どのくらいの早さで目が暗闇になれてくるかと言う動向反射のテスト
平衡感覚は立ったまま5本指の靴下をきちんとつまさきまで指を入れて履けるかどうかのテスト。
温覚は、熱したおしぼりを被験者達に渡し、その熱いおしぼりをどうするかのテスト。
若い人ほどおしぼりに触れず、高齢者ほど何事も無いようにおしぼりで顔を拭いたりするのです。
味覚は目隠しをしながら「サーモン」「マグロ」「タイ」の刺身を食べて、どれがマグロだったかを当てるテスト。
時間間隔は、30分経ったと思ったら部屋を退室してくださいと言う支持の元でテストが行われるのですが、時計も何も無いので、自分自身が身体に備わってる体内時計で30分を判断しなければならないんです。
歳をとると一日一日が速く感じるのも体内時計の感覚がズレているようです。
自分も今30代半ばを迎え、日々些細な事ですが、20代の時はこんな事も簡単に出来たのに今は中々出来ないと言った衰えを感じ始めています。
ちなみに先週ぎっくり腰を起こしてしまい、今でも痛みが残る有様です。
やはり自分が老化するたびに来院される患者様方の大変さがわかるようになってきます。
これからは今まで以上に患者様の大変さと向き合っていきたいものです。
マ師 水。
原監督37歳 内藤選手35歳で亀田先週に防衛を破られ