ウソをつかないこと

「超気持ちいい」
「何にも言えねー」
北島康介のこの言葉を聞いた時、
いまどきの若者の、喜びの気持ちを表したもの
だと思っていた。


一昨日、NHKのプロフェッショナルという番組で
(たぶん再放送)、北島康介中村礼子のコーチ
である平井さんをフュチャーしたものだった。

彼自身、選手からマネージャーに転身し、人に
水泳を教える立場をやってみると面白く、就職も
決まったが、人を育てる面白さを知り、スイミング
クラブでコーチとしての道を選択する。


メダル獲得までの道のりは、順調なものではなく
その時、その時で苦難の連続だったようだ。

印象的だったのが、シドニー五輪で北島は予選落ちしている。
「予選でながしていけ」と言ったコーチが、私の責任だ
とすまん。と言った。北島はうなずいたらしい。

いい事をいい、悪いことは悪いと言える関係づくりは、
簡単そうで難しい。MCが、指導していて一番大事なものは
なんですか?と質問しその答えが、

「ウソをつかないこと、かな」っと。

指導者として、「選手の一歩前を歩く」
ことを、鈴木大地のコーチに教わったそうだ。
選手と一緒の立場で、共感していても指導者としてはダメだ
と言いたいようだ。



仕事で私の立場はどこにあるのだろうか?
いい関係が作れているだろうか?
しっかりとした目標、行先を提示しているだろうか?
そして、いつも一歩前を歩ける努力をしているだろうか?
考えさせられるいい番組だった(深夜の2時位だったけど・・・・)

PTでぶりん