震災から1年が経ちました。

震災から1年が経ちましたね。
日本赤十字の募金も1年前と比べると
34分の1しか集まらないと言う報道をみました。
一般の方々も生きるのがやっとの1年。そして、
障害者の方々は更に生きるのが大変でお亡くなりになられる方も多いようです。

障害者と言えば、震災とは別の話ですが、今月6日に悲しい事故がありました。
6日の13時頃、埼玉県の川越駅で、マッサージ指圧師橋本彰雄さん(62)が
ホームにて点字ブロックの曲がり角でブロックの位置がわからなくなり
ホームから転落し、直後に進入してきた急行電車に跳ねられ死亡されたそうです。

橋本さんは弱視なのですが視野障害が強く普段は白杖による歩行をしていたそうです。
ホームを歩いていた時も杖はついていたのですが無駄だったようです。

埼玉県内にある整形外科でマッサージ師として働き、
健常者ならば30分かかる通勤の距離を彼は歩行や電車などを利用して
1時間以上かけて通勤していたそうです。

障害者と言う事で、周囲から縁談話をかけられても独身を貫き
62年間頑張ってきたそうです。

国交省と鉄道会社が話し合い、
去年、大きな駅でのホームドアの設置が決まったそうです。
しかし全国的には設置がまだまだ遅く、もっと昔から設置がされていれば防げた事故です。
設置は1日10万人以上の利用客がある駅でのホームドア設置なので富山は難しいですけどね。

私もこの方と共通点が沢山ありすぎて自分を見ているようでなりません。
通勤にはかなり気をつけないといけないなと思う今日このごろです。




                             マ師  水